1.涸沢野営場

涸沢25blog
この夏、念願の涸沢に初めてのテント泊が
実現。テント場は正式には野営場と言うそ
うです。
雨続きだった山行も今回はまずまず。
ただここ涸沢、集う人達は山の強者がたく
さんいました。さすが穂高のベース。






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涸沢にたどり着き、まず一杯。
涸沢ヒュッテの売店で買った冷たい生ビールを
テラスでいただきました。美味〜。





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ヒュッテのテラスからは遠く表銀座が。





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テント場の受付。涸沢ヒュッテのそばにあり
ます。到着した午前中はまだ開いていません
でした。なので先にテントを張り、後で受付を
済ませることに。
ただこの後、北穂高に登り、下山したのは
午後6時前。その時間は受付が再び閉まってた。
そんな時は涸沢ヒュッテのカウンターで受け付
けてくれるので問題はありません。

写真の手前に見える板はコンパネ。
一泊500円。受付は後でOK。
石がゴロゴロしている涸沢のテント場を快適に
してくれますが、数が限られているので、
早い者勝ち。





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コンパネ。一畳ほどの広さ。2人用テントには
丁度いい大きさ。






テント
早速テントを張りました。この日はお盆明けの
せいか、思ったよりテント場は空いていたな。






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受付をすませると許可証を受け取りテントの
よく見える場所に吊します。
暗くなるとヒュッテの人が懐中電灯を持って
チェックに来てた。





2.北穂高岳へ

北穂1blog
涸沢は天気に恵まれていたものの、
目指す北穂高岳の山頂付近には雲が。
眺望は厳しいかも。
左手に見える建物は涸沢小屋です。





北穂2blog
涸沢小屋の脇を通って登ります。
勾配は結構急でテント場がすぐにちっちゃく
なりました。





北穂3blog
アザミが咲く登山道をひたすら上へ。






北穂6blog
しばらく登るとちょっと長めのクサリ場に
到着。10メートルくらいか。
でも足がかりが十分あるため三点支持で
大丈夫。






北穂7blog
クサリ場を越えるとハシゴ。
傾斜はありますが、慎重に登れば問題なし。






北穂8blog
奥穂(中央)山頂も雲の中。






北穂17blog
高度を稼ぐと三角錐型の常念岳の勇姿が
飛び込んできました。
山頂が雲の中でも景色がこれだけ見えれば
十分だよね。





北穂16blog
常念岳の右側はGWに登った蝶ヶ岳。平たい。





北穂12blog
もう少しで北穂の山頂。
右手に見えるのは北穂のテント場。
常念岳や表銀座の眺望が素晴らしい。






北穂13blog
右側のピークが北穂の北峰。
傾斜があるように見えますが普通に登れます。





北穂14blog
涸沢から3時間ちょっとで北穂の山頂に到着。
でも予想通り、ほとんど眺望なく残念。





北穂15blog
北穂高小屋。大展望と聞いていたけどこの日は
ダメでした。
ベンチでビールを飲んでいると大キレット方面
から続々登山者が到着していました。

中にはこの日一日で上高地から槍ヶ岳を登って
大キレットを通り、北穂に来たと言う人も。
また登山道の途中で出会った夫婦は一日で
上高地からバリエーションルートを通って北穂
に登り、涸沢泊だとか。
皆さん一日をフルに使って活動するのね。
と言うか強者すぎっ!
穂高にはそんな人たちがフツーに集まるんだと
いうことがよくわかりました。





涸沢18blog
午後3時を過ぎても登ってくる登山者たちと
交錯しながら2時間半で下山。
足がガクガクです。

最後はこの星空を見ながら美味しいワイン。
テント泊の醍醐味ですな。
でも山を移動するヘッドランプがいくつも
見えました。
翌朝は午前3時から起き出す人たちも。
時間をフルに使う強者でいっぱいの涸沢
カール。また秋に来る予定です。
もちろんゆったり登山で。



2019.8.17北穂に登ル

NIKON D810 20mm f1.8